マルニ60オークフレームチェア・キノママ アームレスL-01ランク張地・オイルレザー(本革)

広島県の老舗家具メーカー『マルニ木工』が、1960年代のロングライフ製品を復刻生産する「60VISION(ロクマルビジョン)」に参加して立ち上げた新ブランド「マルニ60(ロクマル)」。

その復刻第一弾となったのが、1961年発売開始から1977年までロングセラー商品として人気を博したリビングソファ[No.79」です。

(後に広島県宮島にある厳島神社の大鳥居をモチーフにしたことから「みやじま」に呼び名を変更) 当時の造形はそのままに、座り心地や使い勝手を改良して、2006年「オークフレームチェア」シリーズとして新たな息吹が吹き込まれました。

「天然木の風合いをいかしたナチュラルな塗装」「美しいアームトップの仕上げ」「外からボルトが見えないデザイン」等、熟練の職人の技術で美しく機能的なデザインに仕上げています。

また、「ノックダウン式」といって、とても簡単な組立式の構造を採用。

4本のボルトをとめるだけで、女性でも簡単に組み立てることができます。

置き型タイプの座面クッションの中身は、上部にスモールフェザー、中央に硬質ウレタン、下部に中質ウレタンを配した3層構造となっています。

異なる硬さのウレタン層はクッションの型崩れを抑え、粘りのある座り心地になっています。

さらに上層のスモールフェザーと、クッション全体を覆った合成綿が身体をやさしく受け止めます。

そして最終的な座りごこちの決め手は、座面下の「ゴムベルト」。

通常のソファはバネ式が多いのですが、マルニではこれをゴムベルトにすることで「おしりが宙に浮いている」ような感覚を実現しています。

[キノママシリーズについて] フレームチェアシリーズの中でも、さらに木の表情を活かした「キノママ」シリーズ。

家具に使われている木の大半は樹齢80年〜100年になり、同じ樹種でも表情が様々に異なります。

工場ではそのような木材の状態を日々見極め、適材適所に使い分けてきました。

例えば、綺麗な木目の材はその綺麗さを生かして肘や背などに、個性の強い材(節や色ムラなど)は着色したり見えない内部に使われたりします。

そのようにして80年以上、木と真摯に向き合ってきたマルニ木工が、改めて「木の特徴・良さ」を考え、新たな視点でその豊かな表情を活かそうと「キノママ」シリーズを造りました。

今まで見過ごされてきた木の良さを再認識することで生まれた、生命力に溢れるキノママの家具。

木の温もりにゆっくりと触れていただき、その魅力を是非感じてください。

※本来、家具材料として適していないとされる「色むら」「節」「虫穴」といった不揃いな表情も、木が生きてきた証であり、木のありのままの姿です。

これらは製品の特性であり、不良ではございません。

※木材の表情をご指定・選別はできません。

お手元に届きます商品に愛着もってお使いいただけますと幸いです。

※イメージ違いなどの理由による返品・交換は一切お受けできません。

[木部の仕上げ(ウレタン塗装)について] 木の表面にウレタン樹脂という薄く透明な膜を作る塗装です。

一般的には人工的な光沢感がありますが、マルニ木工のウレタン塗装は比較的薄く自然な仕上がりで、ツヤ感が抑えられ木材の風合いも生かしています。

オイル仕上げに比べて水や汚れが染み込みにくく拭き取ることで簡単にお手入れができます。

※オークフレームチェアの一部製品はウレタン塗装とオイル仕上げがご選択いただけるものがございますが、キノママシリーズはウレタン塗装のみとなります。

[オイルレザーについて] ピット曹でじっくりと時間をかけてタンニンで鞣したセミアニリン仕上げのオイルレザー。

使うほどに柔らかくなり、色や艶が美しく変化するエイジングが魅力の張地です。

ナチュラルマークと呼ばれる皮革にある傷や焼け、しわを牛が生きてきた証、一つ一つを個性として捉え、あえて隠さずに染料と薄い塗膜のみでコーティングしたナチュラルな表情とコシの強さが特徴です。

●マルニ60 キノママ・オーク商品一覧はこちら ●マルニ60 商品一覧はこちら■サイズ 幅570 奥行775 高さ770mm 座面高さ440mm ■素材 [クッション中材] フェザー、ウレタン(中質/硬質) [フレーム] オーク材 [仕上げ]キノママシリーズはウレタン塗装のみとなります。

■ブランド マルニ60(マルニロクマル) [2006年 60VISON参加] ■メーカー 株式会社マルニ木工(広島県) ※2016年よりマルニ60の一部商品の生産が中国・大連工場に移管されることになりました。

恐れ入りますが、予めご了承くださいませ。

なお、安全性・品質コントロール共に日本と同じ基準で生産しておりますので、ご安心くださいませ。

■備考 ・要組み立て商品 ・直射日光の当たる場所、照明の強い場所での使用は変色、硬化の原因になります。

・高温多湿な場所での使用は変質、硬化の原因になります。

・水拭きを過度に行うと、表面のひび割れ、硬化の原因になります。

・化学薬品での汚れ除去は変質の原因になります。

・汗、油、手垢などの汚れは、乾いた柔らかい布地で乾拭きをして除去してください。

放置または蓄積した汚れは変質、色落ち、硬化の原因になります。

・整髪料、化粧品、薬剤等が表面に接触しない様ご注意ください。

変質の原因になります。

・皮革の表面を強く擦る、圧力をかける等の使用はお避け下さい。

傷、伸び、ひび割れ等の原因になります。

・強い衝撃、椅子の上で飛び跳ねる等、強く扱いますと皮革が伸びて表面のひび割れ等の原因になります。

【メーカー保証について】 フレーム:メーカー10年保証(無償保証3年+有償保証7年) クッション:3年保証 ※張地によって異なりますので、ご注意ください ・ミナペルホネン:1年保証 ・レザー:3年保証  ※ただし細かな注意書きをすべて守っていただいた上での通常使用で3年間となっております ・その他ファブリック:3年保証■納期 受注生産の為、約6〜7週間お時間を頂きます。

※メーカー長期連休(年末年始、GW、お盆など)を挟む場合は、通常よりお時間が掛かります。

※受注生産商品の為、ご注文確定後の変更およびキャンセルはお受けできかねます。

■ATTENTION オークフレームチェアシリーズの中でも、さらに木の表情を活かした「オークフレームチェア・キノママ」シリーズ。

今まで見過ごされてきた木の良さを再認識することで生まれた、生命力に溢れるキノママの家具。

木の温もりにゆっくりと触れていただき、その魅力を是非感じてください。

本来、家具材料として適していないとされる「色むら」「節」「虫穴」といった不揃いな表情も、木が生きてきた証であり、木のありのままの姿です。

これらは製品の特性であり、不良ではございません。

木材の表情をご指定・選別はできません。

お手元に届きます商品に愛着もってお使いいただけますと幸いです。

イメージ違いなどの理由による返品・交換は一切お受けできません。

マルニ木工 創業ストーリー マルニ木工の始まりは昭和3年5月22日。

マルニ木工の前身である昭和曲木工場が設立され、「工芸の工業化」をモットーに、当時ほとんど行われていなかった分業による一貫生産によって家具づくりを開始しました。

昭和8年6月19日。

昭和曲木工場は当時ライバルであった沼田木工所と合併。

株式会社マルニ木工の誕生です。

2つの輪が繋がった当時の社章には、ライバルであった昭和曲木工場と沼田木工所が「手を握りあって、力強く前進していこう」という強い願いが込められていました。

社章が示す輪は「和」を意味し、メーカーであるマルニ木工とお客様との絆を深め、関係を大切にしていくということも意味しています。

「みやじま」の誕生 1960年代のロングライフ製品を復刻生産する「60VISION(ロクマルビジョン)」に参加して立ち上げた新ブランド「マルニ60(ロクマル)」。

復刻第一弾となったのが、1961年発売当初からロングセラー商品として人気を博したリビングソファ「No.79」(後にアームの形が広島県宮島にある厳島神社の大鳥居をモチーフにしたことから「みやじま」に呼び名を変更) みやじまの誕生を語るには、ある男性の話が欠かせません。

1959年、アメリカのミッションファニチャー社は日本との取引相手を求めていました。

日本に派遣されたグッドマン氏は、東京を中心に各地のメーカーを打診したものの、彼の満足する企業は見つけられず失望して帰国しようと考えていたのです。

しかし、帰国の直前に広島にあるマルニ木工の存在を知り、広島本社を訪ねたところ予想以上の工場の大きさと技術に驚き、マルニ木工との取引が始まりました。

その当時彼が持ち込んだ「DA-1」と呼ばれるノックダウン(組み立て)式のアームチェアこそが、当時No.79と呼ばれていた「みやじま」。

現在のオークフレームチェアの原点となったのです。

生まれ変わったマルニ60 オークフレームチェア 発売当時の「みやじま」の造形はそのままに、座り心地や使い勝手を改良して2006年に新たな息吹が吹き込まれたのが「オークフレームチェア」シリーズ。

背座の独立したクッションは初期のNo.79ではウレタンフォームのみでしたが、その後フェザーへと仕様を変更し、オークフレームチェアではフェザーとウレタンフォームの積層構造となりました。

背クッションはフェザーと人工綿で、フェザーの柔らかさを最大限に感じて頂ける構成。

座クッションはフェザーの柔らかさを保ちながらも、上部にスモールフェザー、中央に硬質ウレタン、下部に中質ウレタンを配したこだわりの3層構造にすることで長く座ってもへたりに強く、座った時の底突く感覚を感じさせないよう工夫を施しています。

異なる硬さのウレタン層はクッションの型崩れを抑え、粘りのある座り心地を実現。

そして最終的な座り心地の決め手は、座面下の「ゴムベルト」。

通常のソファはバネ式が多いのですが、マルニではこれをゴムベルトにすることで「おしりが宙に浮いている」ような感覚を得られるのです。

今も昔も伸縮性のあるゴム素材を用いて快適な座り心地となるよう工夫されていましたが、No.79みやじまでは帯状のゴムからバイタムフラムというゴムシートに改良し生産され、30年以上の時を経て復刻したオークフレームチェアにはさらに進化したプラスベルトという素材を採用。

ゴムの繊維を束ねて帯状にしたもので、均等に安定した伸びを維持し、へたりにくいのが特徴。

そのプラスベルトをタテヨコ交互に重ね合わせることで、体にかかる圧力を分散させ長時間座っても疲れにくい構造となっています。

「天然木の風合いをいかしたナチュラルな塗装」「美しいアームトップの仕上げ」「外からボルトが見えないデザイン」等、熟練の職人の技術で美しく、機能的なデザインに仕上げられたオークフレームチェア。

グッドマン氏によって持ち込まれた「DA-1」の遺伝子も引継ぎ、4本のボルトをとめるだけで、女性でも簡単に組み立てが出来る「ノックダウン式」の姿も変わりません。

現代のライフスタイルに溶け込むオークフレームチェア 1961年発売当時、戦後の急速な日本経済の発展のなか、住宅環境の洋風化は進んでいくものの、住居スペースは大きな洋家具に適応するには十分でなかったそうです。

そんな住宅環境にいち早く対応すべく、どんなスペース・どんなレイアウトでも全体のバランスを崩さない、機能重点主義リビングセットとして発売されたノックダウン式の「みやじま」。

それから長い長い時間を経て、私たちの暮らしは多様化し大きく変化を遂げたものの、「住む」「インテリアを楽しむ」といった基本的な行為はいつの時代も変わりません。

決まった様式にとらわれず、自由な組み合わせを楽しめるオークフレームチェアは、多くの人々が限られたスペースを要される都会に住む現代だからこそ、必要な家具と言えるのではないでしょうか。

くつろぐだけのソファに留まらず、構造やクッションの質にこだわり座り心地が良いのはもちろんのこと、昭和3年から続く歴史を引き継いだ、名作チェアといっても過言でないマルニ60 オークフレームチェア。

後ろからみても木フレームが美しいデザインは、置く場所を限定されず、様々な角度からその美しさと歴史を楽しむことができます。

ぽってりと柔らかなラインのアームは体に優しくフィットし、ふんわりとしたフェザークッションはまるで宙に浮いているかのように包まれる座り心地。

オークフレームチェアで得られる居心地の良さは、足早に過ぎ去る現代の毎日に緩やかで穏やかな空間と時間を届けます。

  • 商品価格:166,100円
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